次世代リゾート潜水船 SEA BALLOONの開発を進める OCEAN SPIRAL
海中ビジネスプラットフォームの完成に向け資金調達を実施

「海を日常に」をミッションに掲げ、SEA BALLOON(海中バルーン)開発を進めるOCEAN SPIRALはこのたび、グローウィン・パートナーズが運営するファンドを引受先とした第三者割当増資による4069万円の資金調達を実施した。これにより累計調達額は2億0191万円(資本準備金含む)となった。

OCEAN SPIRALは、「海を日常に」をミッションに掲げ、観光や研究開発などの目的で海を誰もが行ける場所にするために、次世代リゾート潜水船「SEA BALLOON」を開発し、「海中旅行」という新しい文化・市場の形成に取り組んでいる。

今回の第三者割当増資により、2021年の海中旅行実現に向けたSEA BALLOONの最終設計への着手と、現地オペレーションパートナーの確保による事業体制の強化よって、海中ビジネスプラットフォームの完成を加速させるという。

現在のSEA BALLOONの開発状況は設計フェーズ後半にあるそうだ。2019年7月には初号機の導入地をタヒチ、マレーシア、モルディブなど候補地より選定。大型資本調達後の2019年9月には製造開始し、2020年中には完成する見通しだ。

半年間の運用テストの後、2021年春には一般向けサービスの開始を予定。初号機完成後は、導入エリアの拡大を図るためSEA BALLOONを量産し、世界各地の海のリゾート地に展開することにしている。End