バング&オルフセンが「Beovision Harmony」を披露
蝶が翼を開くような開閉式スピーカーが特徴

オーディオブランド バング&オルフセン(Bang & Olufsen)は、ミラノデザインウィーク2019にて「Beovision Harmony」を披露した。

一番の特徴は、蝶が翼を開くような、オークとアルミニウムで丁寧に作られた2枚のフロント部分。同社のデザイン、職人技、サウンドパフォーマンスへの妥協のないアプローチを示す見事な製品だ。

どんな生活空間でもデザイン性を高め、壮大なサウンドで満たしてくれるテレビ体験が味わえる。オフのときや音楽を再生しているときは、強力なスピーカーを搭載した2枚のフロント部分が薄型のスクリーンを覆い、オンになると左右へ展開される。

この部分には精巧な技術を駆使した装置が内蔵。複雑なパターンは、3チャンネルのフルDSP搭載アクティブスピーカーの音響性能を最大限に引き出すように慎重に設計されている。また、LGエレクトロニクスの77インチOLED スクリーンとマッチするデザインに仕上げられている。

同製品のコンセプトは、バング&オルフセンでもっとも愛されている製品にある。1959年に登場したシリーズ「Capri」は、リビングルームに溶け込むように、当時の家具によく使われたチーク材を採用していた。

なお、「Beovision Harmony」は2019年10月に発売予定、価格はLGのテレビも含めて18,500ユーロ(約234万円)になるそうだ。End