新しい「Apple Carnegie Library」がワシントンD.C.にオープン
ボザール様式の建物はFoster + Partnersが修復を担当

Appleは、新しいApple Storeとなる「Apple Carnegie Library」をワシントンD.C.のカーネギー図書館にオープンさせた。これは、かつての中央公共図書館でもあったボザール様式の建物を修復・活性化させる、Appleのプロジェクトの一環でもあるという。

同店では、地元のアーティストや世界で活躍するクリエイターが主宰するセッションなど、「Today at Apple」プログラムとして無料で開催。オープニングを記念して、40人のアーティストが6週間にわたり展開される「StoryMaker Festival」にてセッションを行うとしている。

もちろん、アップルの最新製品を試すことができ、225人以上の熟練したスタッフがアドバイスや技術サポート、スモールビジネスのサポートなどを提供。アメリカ手話に優れた20人以上のスタッフを含む、27言語で対応してくれるそうだ。

オリジナルの建築の壮大さを取り戻すために、アップルは建築設計事務所 Foster + Partnersと協力。歴史あるバーモント大理石のファサードを丁寧に修復したり、屋内空間をもとの床面に戻したり、20世紀初頭の特徴豊かなディテールを復活させることを目指した。

かつての建物の中心にあった図書貸出デスクを照らしていた天窓は、新しいデザインにより、空間の高さを2倍にしたアトリウムに模様替え。「フォーラム」と呼ばれる集会スペースは、ワシントンD.C.の「Today at Apple」の中心となり、写真や動画制作、音楽制作、コーディング、デザインなどの無料セッションが行われる。End