パタゴニアの新しい目標「The Climate Crisis」を公開
2020年までに再エネ100%、2025年までにカーボン・ニュートラル達成へ

アウトドア企業のパタゴニア日本支社は、パタゴニア社の新しい目標である「The Climate Crisis(気候危機)」を日本の公式ウェブサイトに公開した。

2020年までにオフィスや店舗で使用する量の電力を再生可能エネルギー100%でまかない、2025年までに事業全体においてカーボン・ニュートラル達成を目指す目標だ。

これを受けて、日本支社の取り組みの一環として、「みんな電力」と提携し、2019年4月9日(火)より国内最大規模の直営店であるパタゴニア 東京・渋谷ストアの使用電力を、農業を継続しながら農地の上で太陽光発電を行う「ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)」の発電による電力へ切り替えを実施。この電力は、千葉県匝瑳市にある発電所から供給を受けている。

また、再生可能エネルギー100%を達成するための取り組みとして、2018年6月に北海道から関西までの10の直営店と、直営店に隣接する2つのスタッフルーム(名古屋、大阪)、2つのオフィス(リペアサービス、神戸オフィス)において、電力会社を「生活クラブエナジー」に切り替え、再生可能エネルギーの電力の供給を受け始めている。

同社は、新しいミッション「私たちは故郷である地球を救うためにビジネスを営む。」のもと、次世代に少しでも健全な地球を引き継ぐために、さまざまな行動に取り組む予定だ。End