フリッツ・ハンセンの歴史をたどる「Shaping Reality Through Time」展
ロンドンのZaha Hadid Galleryにて開催

デンマークのインテリアブランド フリッツ・ハンセンは、ロンドンにあるZaha Hadid Galleryにて「Shaping Reality Through Time」展を2019年5⽉21⽇(火)から6⽉13⽇(木)まで開催する。

Zaha Hadid Designとのコラボレーションで、フリッツ・ハンセンのデザインの進化をたどる展覧会だ。家具職人のハンセンが1872年に商業ライセンスを取得して以来製造されてきた椅⼦の数々から、その過程を知る試みとなっている。

今年のミラノデザインウィークで発表された新作をはじめ、記念作品、今⽇もなお使⽤されているラミネート技術の初期作品、オリジナルのプロトタイプや限定作品も含まれ、彫刻的な姿と有機的なラインに代表される美的感覚とデザインのDNAを伝えるチェアに焦点を当てている。

また、同社の家具の多くは、完璧な職⼈技、精緻な技術、優れた素材から機能的な作品を作り上げる前に、想像⼒豊かなスケッチからスタートする。オリジナルの「Swan」、「Drop」、「Egg」、最近ではnendoとの「N01」やハイメ・アジョン(Jaime Hayon)との初期の「Ro」など、歴史の流れを示すものとして、オリジナルのスケッチやデッサンも展覧会を豊かにすることだろう。End