水素燃料電池で飛行するエアモビリティ「Skai」
エアモビリティ分野のパイオニア「Alaka'i Technologies」が開発

米マサチューセッツ州ホプキントンに拠点を置くエアモビリティ分野のパイオニア「Alaka’i Technologies」が開発した「Skai(スカイ)」は、あらゆる面でシンプルさを追求した、水素燃料電池で飛行する新しいタイプのエアモビリティだ。

ローターは6つで、最高速度は時速118マイル(時速約189km)。この空中タクシーは広々とした客室を備えており、最大5人まで搭乗可能。アプリ使って予約を行うそうだ。手頃な価格で、2時間の通勤時間を30分以内に減らすことができるとしている。

小さな面積でも静かで衝撃の少ない着陸が可能。駐車場や畑、私道、屋上など、ほぼどこからでも離陸できるので、専用ハブは不要。スマートポンプを使用すると、給油も10分以内で済むそうだ。

シンプルなデザインなので効率的に量産でき、手頃な価格が実現できるという。量産できれば交通渋滞や環境汚染が減り、私たちの生活の質も向上させることが可能。

さらに、もっともクリーンなエネルギーの水素を使うことで、地球上のあらゆる燃料のなかでもっとも低いエコロジカル・フットプリントを目指す。Skaiの水素燃料電池は95%再利用でき、残りの5%は99%リサイクルできるとしている。排出されるのは純水のみだ。End