NEWS | 建築
2019.06.06 17:13
ニューヨークにほど近いニュージャージー州ジャージーシティに建設された「485 Marin」は、中央をV字型に大胆にカットした建築である。ロウアー・マンハッタンに拠点を置く建築設計事務所 Hollwich Kushnerが設計を担当した。
1階部分では、グリーンの日よけのアーケードが連なり、この日よけが上に開いたところがエントランスになっている。建物のシルエットは、スカイラインに沿って遊び心あふれるV字型のカットで強調されているが、これによって近隣を一望できる廊下が生まれ、テナント用の美しいテラスができあがった。
アメニティフロアは人々の交流を深めるために、区分されてはいるが互いにつながりあう部屋を設け、居住者が一緒に作業をしたり、交流をもったり、くつろいだりできるスペースを提供。
こうしたスペースにはソファ、椅子、ベンチがあり、フロア全体に相互作用をもたらすエリアを作り出している。