愛知県豊田市の豊田市地域活性化プランコンテスト実行委員会は、「とよたの市長をやってみりん！（とよたの市長をやってみなよ！）」をキャッチフレーズに、参加者それぞれが豊田市長になりきり、豊田市（旭地区・稲武地区）の地域資源を活用した地域活性化の施策を策定し、豊田市長をはじめ市民に提案する「豊田市地域活性化プランコンテスト」を開催する。

日程は、2019年9月21日（土）から9月23日（月・祝）まで、および11月2日（土）から11月4日（月・振替休日）までの2泊3日で、参加者を募集は2019年6月28日（金）より開始している。

同市は、実は愛知県で最も広い面積を誇り、森林面積は日本国土の比率と同じく7割。さらに岐阜県や長野県とも接する緑豊かな地域だ。しかし、山間部での人口減少は、他地域の山間部と同様に著しく、2040年には50もの集落が消滅すると推計されている。その一方で、そのような地域には各々固有の文化や自然などの様々な資源を有している。

第1回目となる今回は、豊田市の山村地域の一部「旭地区」「稲武地区」を対象に地域活性化策を策定する。募集の対象者は大学生および主に若手社会人。さらに、プランの策定には、中央省庁の若手官僚がプロボノとしてアドバイスをする仕組みがあるなど、全国的に見てもユニークな取組みとなっている。