三井化学のレンズ素材とライゾマティクスがコラボ
宙に浮かび上がる光の壁「optical walls」を製作

三井化学は、これまで無かったような新しい視点で「素材の魅力」を分かりやすく伝える、クリエイターとのコラボレーションプロジェクト「Material Meets Creative Team」の第7弾を発表した。

今回は、三井化学グループの持つレンズ素材と光学設計技術を組み合わせ、ライゾマティクスの坂本洋一とのコラボレーションで、光で空間を作り出すレンズ「optical walls」を製作。

拡散光のLEDの光が「optical walls」を通過することで、直線光に変換され、何もない場所に光で区切られた空間を創り出すことができる。

コンセプトは、これまでのレーザーやプロジェクターを用いた空間演出ではなく、安全性が高く、かつ軽量な新しい空間演出のアプローチを実験すること。今回のレンズ設計を用いることで、軽量な光学パーツで済み、例えばドローンを用いた空間演出などが容易になるそうだ。

なお、本作は2019年4月に開催されたミラノデザインウィーク2019のLEXUSのインスタレーション「LEADING WITH LIGHT」にも採用されている。また、プロダクトのアイデア、コンセプトの背景は特設サイトにて後日公開される予定だ。End