ユトレヒト中央駅エリア地下にできた世界最大の駐輪場
熱心なサイクリスト・オランダ人のニーズに対応

熱心なサイクリストとして知られるオランダ人。持続可能な都市の重要な要素として、ますます熱心に自転車を活用しているようだ。こうした発展につれて、多くの公共交通機関では、サイクリストのための設備が必要になってくる。

ユトレヒト中央駅周辺エリアは、現在大きな変貌を遂げているという。中心を走る高速道路は静かな通りになり、歴史ある運河も復活。そして、ともにオランダで最大規模を誇るこの駅と隣接するショッピングモール「Hoog Catharijne」をつないでいた巨大建築物が解体され、新しい通りと広場になり、大型駐輪場「Stationsallee」が新たに建設された。

Ector Hoogstad Architectsが担当したこの3階建ての駐輪場は広場の下に広がるそうで、利便性、スピード、安全性という3つのねらいをもった設計。サイクリストは駐輪場までスピードを落とさずに入ることができる。

駐輪スペースと自転車が通る通路は切り離されており、なだらかに傾斜した通路が異なるレベルの駐輪場をつないでいる。壁は経路を示すために色分けされており、電光掲示板が空きスペースを教えてくれる。また、修理工場やレンタサイクル、フロア担当者もいて、ユーザーのニーズに対応。

階段はガラス屋根で覆われた中庭の内側にあり、方向性や日光を確保。外壁には大きな窓があり、駅のプラットフォームやバスターミナルを見ることができる。2019年にフルオープンすると、駐輪可能台数は12,500台を超え、世界記録になるそうだ。End