SOMPO美術館が2019年5月にオープン
東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館をリニューアル

東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館」は、損保ジャパン日本興亜本社ビル敷地内に建築中の新たな美術館棟に移転し、2020年5月28日(木)に「SOMPO美術館」としてリニューアルオープンすると発表した。

日本初の高層階美術館として、1976年に開館した同館は、「世界で最も忙しい駅」として知られる新宿駅のそばにあり、ゴッホの「ひまわり」が展示されていることでも知られる。

▲フィンセント・ファン・ゴッホ《ひまわり》1888年 油彩・キャンヴァス 100.5×76.5cm

現在、東郷青児の作品約240点を収蔵しており、新しいロゴは、そのなかの一点「超現実派の散歩」をモティーフにしたもの。優れた美術作品と出会ったとき、人は心が解放され、作品世界で遊ぶような感覚を覚えるが、この作品の「散歩する人」はそうした心の自由を表している。

外観はやわらかな曲線の建築デザインで、展示空問は一つひとつの作品とじっくり向き合える構成になるという。

なお、SOMPO美術館の開館記念展は、「珠玉のコレクション一いのちの輝き・つくる喜び」が2020年5月28日(木)から 7月5日(日)まで、「秘蔵の東郷青児-多才な画家の創作活動に迫る」が2020年7月18日(土)から 9月4日(金)まで開催される予定だ。End