香川県琴平町の金刀比羅宮へと続く表参道沿いに「ことひら温泉 御宿 敷島館（おんやど しきしまかん）」が2019年8月9日（金）、オープンする。

明治時代に建てられ、2004年に国の登録有形文化財にも指定された木造3階建て・入母屋造りの老舗旅館「敷島館」の歴史的景観を守り、文化財的価値を継承しつつ、新しい湯宿として新築オープン（現在は有形文化財として登録はされていない）。

唐破風（からはふ）玄関や三階屋根の千鳥破風など変化に富んだ古材を使用。外観部分のたたずまいを可能な限り当時のまま再現した、古きよき明治時代の建築様式と現代の建築技術が融合した建物だ。

趣向を凝らした7種類の部屋タイプを用意。最上階には解放感のある露天風呂付の部屋もあるという。上層階からは「讃岐富士」とも呼ばれる飯野山、金刀比羅宮へ続く表参道が見られる眺望が楽しめ、表参道沿いに位置しているので、清々しい早朝参拝などにも最適だそうだ。