▲Sanna Lehto

長野県の東、浅間山の麓にある小さな町・御代田町はアマナと共同で、「浅間国際フォトフェスティバル 2019 PHOTO MIYOTA」が2019年9月14日（土）から11月10日（日）まで開催される。同展は、近い将来この町に設立される写真美術館を見据えてスタートする国際的な写真のフェスティバルである。

国内外の優れた写真作品が展示されるのは、雄大で清らかな御代田の自然とそこに佇む建物の静謐な空間の中。驚くほど巨大な写真や、立体に姿を変えた写真からこれが写真？と尋ねたくなるような不思議なものまで、既成概念を覆すような写真体験が楽しめるだろう。

▲Takashi Suzuki

メイン会場となる御代田写真美術館（MMoP）のある「御代田エリア」をはじめ、「軽井沢エリア」「北軽井沢エリア」で展開。御代田エリアでは、町全体でアートフォトが体感でき、浅間山を背景に屋内外に展示される写真を通して、写真の魅力を存分に味わえる。

また、軽井沢エリアでは、「PHOTO KARUIZAWA」にて「100年後も残したい絶景」をテーマに世界から公募した写真トップ30を中心に展示。北軽井沢エリアの長野原町では、「浅間火山博物館」と「ルオムの森」でPHOTO KITAKARUIZAWAを開催する。

▲Kensuke Koike

今の時代と未来に向けて写真を通して何が伝えられるのかを、御代田町から来場者とともに考え、問いかけていきたいとしている。