アルテックが二俣公一デザインの「キウル ベンチ」を発売開始
記念展示「Landscape of Design」も開催

アルテックは2019年秋、空間・プロダクトデザイナー 二俣公一デザインによる「キウル ベンチ」の日本での発売を開始し、これを記念する展示「Landscape of Design」を開催すると発表した。

キウルベンチは、2019年4月のミラノデザインウィークにて、フィンランドと日本の外交樹立100周年を祝うアルテックの「FIN/JPN フレンドシップ コレクション」のひとつとして発表。

「キウル」はフィンランド語で「桶」を意味する言葉だそうで、広大な自然にその身を委ねて、体や心を清め、さらに第三者のコミュニケーションを生む、サウナと温泉という公衆浴場の文化に見る両国の繋がりが、デザインの出発点となったという。

同品は、腰掛けるというベンチの役割を果たすとともに、両端の桶を思わせる篭の中に暮らしにまつわるあらゆる物を収納することができ、その使い方はユーザーの暮らしの数だけ広がるだろう。

また、DESIGNART TOKYO 2019の一環となる展示「Landscape of Design」は、2019年10月16日(水)から11月18日(月)まで、東京・表参道のArtek Tokyo Storeにて開催。写真家 津田直によるフィンランドの雄大な自然を映し出す写真を背景に、キウルベンチの原点を巡るウィンドウディスプレイを展開、さらに地下1階では、暮らしにおける使い方のヒントを展示する。

▲二俣公一

期間中の10月26日(土)には、同店にて二俣公一によるトークイベントも開催。デザインの背景に広がる、果てしないLandscapeを感じることができるだろう。End

Landscape of Design

会期
2019年10月16日(水)~11月18日(月)

二俣公一トークイベント

日時
2019年10月26日(土) 17:00~18:00
会場
Artek Tokyo Store
詳細
https://www.artek.fi/jp/where-to-buy/artek-tokyo