デザインギャラリー「LICHT」が新プロジェクト「EDITION」スタート
第1弾は二俣公一によるオブジェクト「PYOD」

2018年12月に東京・中目黒にオープンしたデザインギャラリー「LICHT(リヒト)」による新しい取組み、「EDITION」がスタートする。

LICHTは1980年代から2000年代を中心に、国内外のデザイナーによるプレイフルでユニークな思考がストレートに反映されているプロダクトを紹介してきた。今回発表する「EDITION」では、現在活躍する国内のデザイナーの作品を中心に公開。

彼らのデザインマインドを感じるエッジの効いた作品は、製品として世に出にくく、LICHTではこうした作品を「EDITION」として限定販売し、デザイナーたちと使い手や未来のつくり手とをつなぐことを目指している。

その第1弾プロダクトとして公開されるのは、LICHTの空間設計も手がけたデザイナー・二俣公一によるオブジェクト「PYOD(ピオド)」。2016年に発表した「P(L)Y(W)O(O)D」を原型に、EDITIONとしてデザインを再編集した作品である。

「ホームセンターで入手可能な材料を使い、DIYで」という制約のある展示企画のためにデザインした初期の作品を、座面と側面のビスを見せるなどDIYの荒削りな要素を残しつつ、マテリアルをシナ共芯合板のオイルフィニッシュにするなど、精度をアップデート。

同品の展示「EDITION vol.1 [PYOD] EXHIBITION」は、2019年11月23日(土・祝)から12月1日(日)までLICHTにて開催。また、同品は20台限定、75,000円(税別)で発売予定だ。End

EDITION vol.1 [PYOD] EXHIBITION

会期
2019年11月23日(土・祝)~12月1日(日)
12:00~18:00 火曜、水曜定休
会場
LICHT
詳細
http:// licht- gallery.com