DMN（ダイヤモンド・デザインマネジメント・ネットワーク）は、2019年10月16日（水）・10月23日（水）・10月30日（水）の3日間、WOWのアートディレクター 鹿野護によるワークショップ「EMOTIONAL VISION　導きのデザイン ～心に響く視覚化のメソッド～」を開催する。

情報を伝えるためには、適切な言葉とビジュアルのデザインが必要だ。そして、人を動かすためには、心に響くビジョンのデザインが求められる。情報が氾濫し、価値観が多様化している今、正しさだけの表現では人々の行動を導くことはできない。

感性に訴えかけ、共感を呼び、愛着や情熱を沸き立たせるデザインによって、ワクワクする未来をいかに美しく提示するか、あるべき可能性をどれだけ示唆できるかが課題となるだろう。

そこで、今回のワークショップでは、「メディアの文脈」「導くための表現技法」「推進力としてのビジョンデザイン」という３つのテーマのもと、「導きのデザイン」にアプローチする。

また、技術がフラット化した今、デジタル技術を文房具のように捉え、受動的にツールを使うだけではなく、自らツールを作り出していく姿勢が、これからの創造性に大きな影響を与えるという。ビジネス、学術、テクノロジーの各視点からメディアと人の本質的な関係を捉え、ビジュアルデザインの活用法と可能性を学べるプログラムとなっている。