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Amazonは、2019年10月9日（水）に、日本で偽造品の撲滅を目的とした取り組み「Project Zero」の提供を開始した。

Project Zeroは、Amazonのウェブサイトで真正品を確実に購入できるように、長期的な経験と投資により実現したプロジェクトで、2019年初めに米国と欧州でスタート。日本でもすでに試験運用を開始していた。

同プロジェクトにより、ブランドオーナーは、偽造品の疑いがある商品をAmazonのサイト上から削除できるという今までにない権限を持つことができるようになる。また、日本では2020年前半に提供開始予定の「商品のシリアル化」は、自社商品の製造および発送の過程で固有のコード（シリアルコード）を発行し、そのコードによってAmazonで販売される1つ1つの商品の真偽を精査し、確認するサービスだ。

さらに、自動プロテクション機能が、世界中のAmazonで毎日更新される50億件を超える商品情報を継続的に自動スキャンし、偽造品の疑いがある商品を検知するなど、偽造品撲滅に対する機能を備えている。