台湾のデザインスタジオ 大見室所による
台中市のレストラン「回 未了 日式丼飯」の改装計画

台湾中部に位置する台中市の「回 未了 日式丼飯(aftertaste)」は、デザインスタジオ 大見室所(Bigsense design studio)がデザインした、床面積43㎡のこじんまりとしたレストランだ。静かな裏道にあった2階建て・築40年の建物を改装した。

外観には、もともと使われていたライトブルーが美しいタイルをそのまま利用し、古風で素朴な雰囲気を残している。全体に無垢材を使用し、グレーベージュの色彩で統一した。

店内は、グレーのコンクリートと3トーンのテラゾ床、木製の窓、籐製の家具、黒い鉄材、青いタイルなどが、食事の空間をより居心地よく楽しげなものとしている。

窓は南側の壁にあり、店内へ自然光を取り入れることができる。内と外のどちらもシンプルなデザインで、古さと新しさがミックスされたカジュアルな空間となっている。End

▲Photographs: Weimax Studio