真美堂手塚箔押所から目で視て・指で触って読める
浮き出し文字の「バリアフリーカレンダー2020」登場

箔押や点字印刷を手がける真美堂手塚箔押所は、浮き出された立体的な文字や数字に視て・触れて、視覚障害者も晴眼者も一緒に使える「バリアフリカレンダー2020」を、2019年11月8日(金)より取扱い店舗にて発売を開始した。

同品は、視覚障害者と晴眼者との穏やかな「共生」をコンセプトにしたバリアフリーカレンダー。アートディレクターの関宙明(mr.universe)がデザインを手がけており、日常使いに適したシンプルなデザインと、誰もが使う心地よさを感じられるバリアフリーに配慮した浮き出し文字のカレンダーとなっている。

視覚障害者へのリサーチを重ね、50種以上の用紙と、版、圧力の試行を繰り返した結果、触って読み取れる文字の高さを実現。さらに、文字・数字に使用するフォントにも着目して、触ったときの読みやすさと視覚的な美しさを兼ね備えた「フォアフィンガー書体」を採用した。

カレンダー本来の読む使いやすさはもちろん、そのデザイン性も高く、飾るシーンや場所を選ばないシンプルなデザイン。部屋のインテリアとして、私たちの生活に自然に溶け込んでくれるそうだ。End