子どもの成長に応じて調節できるシーソー
Lu Xinhuiによる「Parenting Adjustable Pivot Seesaw」

大人になればなかなか乗る機会のない公園のシーソーだが、子どもが親とシーソーに乗りたいとき、困ってしまうのが体重差だ。ふつうは支点が中心にあるので、両端に同じぐらいの体重の人が乗らないと上下運動を楽しめない。

子どもと親が乗る場合、この体重差のせいでうまく遊べないが、中国のデザイナー Lu Xinhuiが考案した「Parenting Adjustable Pivot Seesaw」は、そんな悩みを解決するという。

このシーソーは、古くからある「さおばかり」の要領で、おもりを動かしてバランスを取れるようにしているそうで、板の中央部分が波型になっており、ギアを切り替えるように支点の位置をずらすことができる。

これで子どもと親が対等に遊べるし、大きくなるにつれてギアを調節していけば、子どもの成長も実感できる遊具となっている。End