チームラボとサンズ・リゾーツ・マカオは2020年2月、大規模ミュージアム「teamLab SuperNature Macao」を、マカオの高級ホテル「ベネチアン・マカオ」に共同でオープンすると発表した。

このミュージアムは、同ホテルの巨大なコタイ・エキスポ・ホールFに常設。天高8mで広さは5,000平米、非常に複雑かつ高低差がある立体的な空間で、スケール感を活かした圧倒的な没入感が楽しめるという。

▲自己組織化する雲 / The Clouds that Self-Organize
teamLab, 2020

チームラボスーパーネイチャーは、人間と自然、そして世界への新しい認識を模索する作品群からなる1つの巨大な世界で、人々の身体と作品との境界面が曖昧になる作品群を中心とした「身体ごと没入するミュージアム」だ。

▲The Infinite Crystal Universe
teamLab, 2018, Interactive Installation of Light Sculpture, LED, Endless, Sound: teamLab

▲意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在 – 平面化する3色と曖昧な9色、自由浮遊 / Expanding Three-Dimensional Existence in Transforming Space – Flattening 3 Colors and 9 Blurred Colors, Free Floating
teamLab, 2018, Interactive Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

また、これまでにない巨大で没入型のプロジェクトも新たに登場。「未来の遊園地」は、「共同的な創造性、共創」をコンセプトにした教育的なプロジェクトで、他者と共に世界を自由に創造することを楽しむ「遊園地」となる。

▲花と人の山、埋もれ失いそして生まれる / Mountain of Flowers and People: Lost, Immersed and Reborn
teamLab, 2020, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

「運動の森」は、「身体で世界を捉え、世界を立体的に考える」をコンセプトに、脳と身体を一体として成長させ、空間認識能力を鍛える新しい「創造的運動空間」となるそうだ。