PARTYとnoizのアート作品「2025年大阪・関西万博誘致計画案」
森美術館「未来と芸術展」にて公開

クリエイティブラボ PARTYと、2007年に豊田啓介、蔡佳萱が設立した建築事務所 noizによるアート作品「2025年大阪・関西万博誘致計画案」が、森美術館で2020年3月29日まで開催中の展覧会「未来と芸術展」にて展示されている。

この展示は、大阪・夢洲での2025年日本国際博覧会の開催誘致段階における会場計画の大型模型、模型と壁面へのプロジェクションマッピングによる映像展示、透明スクリーンを使用した最新のオープン型AR体験だ。

「非中心」や「離散」をキーワードに、来るべき新しい社会のしくみを体現する独特なパターンを持つ配置が特徴の作品で、自然界にもよく見られる「ボロノイ図」をベースに、多様な個や集団の間で常に変化する現代ならではの関係性を表現。

同時に、自律モビリティやAR/MRなどの新しい都市的要素の運用にも適合した、次世代の都市構造を体現する明快なモデルともなっている。

PARTYが得意とするデジタル世界の表現と、noizが得意とする物理世界の構築が融合。私たちが存在する「物理世界」と情報が行き交う「情報世界」、これらの狭間にある人もデジタルエージェントも認識可能な「コモングラウンド」という3つの世界の存在が知覚でき、インタラクティブで多様な未来都市体験が疑似的かつ感覚的に楽しめるだろう。End

「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか」

会期
2019年11月19日(火)~2020年3月29日(日)
会場
森美術館
詳細
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/future_art/