デザイン誌「AXIS」最新号(203号)
2019年12月28日(土)発売です!

デザイン誌「AXIS」最新号発売のお知らせ

特集
Tokyo 2020 Olympics
デザインに託された、東京五輪への想いとその先


▲Photos by Tamotsu Fujii

日本のデザイン史において大きな足跡を残した1964年東京五輪。時代の転換期のシンボルとなった亀倉雄策のポスターをはじめ、メダルやピクトグラム、競技場などのデザインは、国民の心をひとつにする旗印となったと同時に、日本のデザインを世界にアピールする重要な契機になりました。あれから約半世紀。再びやって来る2020年東京五輪・パラリンピックではどんなデザインが新たに生まれ、何を後世につないでいくのでしょう。スポーツの祭典であると同時に、文化の祭典でもあるビッグイベントに込められたデザインおよびクリエイターの想いから、東京五輪の見どころや時代を映す取り組みに迫ります。

特集一覧

・藤井 保が撮りおろした東京2020
・国立競技場、聖火リレートーチ、メダルケース、スポーツピクトグラム、先導車
・みんなで熱く議論した東京2020 建築、グラフィック、プロダクト、交通のあゆみ 
・ナショナルイベントが問う、デザインとは何か 野老朝雄 (美術家)×吉見俊哉 (社会学者)
・東京2020にデザインで挑む 
 隈 研吾が携わった国立競技場は、“小さな木”のスタジアム
 復興への想いを桜に込めた、吉岡徳仁による聖火リレートーチ
 日本の美学が凝縮した、吉田真也と山上木工によるメダルケース
 ピクトグラムにもっと躍動感を! 廣村正彰に聞く、デザイン開発の現場
 オリンピックというシーンの一瞬に、記憶に残る日本のクルマを
・音声、映像を超えて、感動や共感、興奮まで届けるテクノロジー
・持続可能性を見据えた東京2020のものづくり、ことづくり
・オリンピックが変える都市の姿
・クリエイターズ・オピニオン 東京2020への期待
 三澤 遥、松山祥樹、廣川玉枝、清水淳子、濱田明日香、田向 潤、大原大次郎、狩野佑真、後藤映則、髙濱史子
・そして2025年。デザインされる大阪・関西万博のゆくえ




田川欣哉のBTCトークジャム
ゲスト: 谷尻 誠(サポーズデザインオフィス共同主宰)

デザイン・イノベーションファームTakram代表の田川欣哉さんがナビゲーターとなり、ビジネス、テクノロジー、クリエイティブの3領域で活躍するトップランナーを迎える対談連載。第16回のゲストは、サポーズデザインオフィス共同主宰の谷尻 誠さんです。谷尻さんの仕事と、その背景にある哲学を紹介します。




インサイト
過去と未来を想い、現在を照らす空間 ギャラリー「嘸旦(むたん)」

広く高い北陸の空を背景に佇むのは、外壁も天井も地場で採掘された石に覆われた小さなギャラリー。周囲に住居が立ち並ぶ石川県小松市の田園風景において、その存在感は際立ちを見せ、ここが特別な場所であると一目でわかります。




インサイト
現実はどこまで拡張したのか 英国サーペンタイン・ギャラリーのデジタルプログラム

ロンドンのケンジントン公園内にあるサーペンタイン・ギャラリーは、小さいながら影響力のある公営の美術館です。毎夏お目見えする仮設建築「パビリオン」では、起用される建築家とともに、イベントなどに利用した後、世界各地に移設する仕組みで注目を集めました。そのギャラリーがデジタルに力を入れ、2019年の4つのエキシビションではアーティストとARアプリを開発しその鑑賞体験をアート作品とすることで、デジタルへの疑問を投げかけています。




インサイト
グーグル、アイビー・ロスがデザインする「感性を取り戻すためのテクノロジー」

明るいカラーに手触りのいいファブリック素材。近年のグーグルのプロダクトに温かさを感じるのは、同社のハードウェアデザイン部門を率いるアイビー・ロスの哲学が反映されているからでしょう。色や音、手触りや匂いの力を信じる彼女は今、世界最大のテック企業のプロダクトを通して、テクノロジーに人間性を取り戻そうとしています。




その他様々な業界のオピニオンリーダーによる連載記事など

・クリエイターズナビ
  M&T、田渕智也、ゴータム・シンハー、瀧 亜沙子、近藤康夫
・& DESIGN
  長谷川敦士(ビジネス)、大根田 杏(ファッション)、土田貴宏(インテリア)、君島佐和子(フード)、太田睦子(アート)
・Sci Tech File
  藤崎圭一郎




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