世界的な気候変動の危機をビジュアルで伝えるための
「ゲッティイメージズ・クライメイト・ビジュアル奨励金」発足

▲Photo by Mario Tama/Getty Images

デジタルコンテンツカンパニーのGetty Images(ゲッティイメージズ)は、気候変動に関する写真に特化した世界唯一のプログラム「Climate Visuals(クライメイト・ビジュアルズ)」とのパートナーシップにより、「ゲッティイメージズ・クライメイト・ビジュアルズ奨励金」を発足させた。

この奨励金は、世界的な気候変動の危機的状況についてビジュアルによる発信を強化するためのもので、世界中のフォトジャーナリストが対象。気候変動の原因や影響、その解決策など、複雑な問題に迫り、見る人を引き込む多様な「メッセージ性のあるビジュアル」の誕生を目指している。

▲Photo by Sean Gallup/Getty Images

たんに出来事を記録するだけでなく、そのビジュアルを通して、世界中の人々に即時に適切なアクションを喚起するようなストーリーが生み出されることも期待しているという。

これまでのニュース報道で伝えられてきた気候変動の原因だけでなく、気候変動がその国や地域に与えるインパクトと解決策をテーマに活動しているフォトジャーナリスト2 名を対象に、各10,000ドル(約109万円)が付与される。

▲Photo by Ulet Ifansasti/Getty Images

条件は、気候コミュニケーションに関するガイドライン「クライメイト・ビジュアルズ7原則」の各要素が盛り込まれていることが明確にわかる作品だそうだ。

なお、奨学金の応募締切は2020年2月28日(金)23時59分(太平洋標準時)で、こちらのサイトから応募することができる。End