オーディオブランド バング&オルフセン（Bang & Olufsen）は、スピーカーやワイヤレスヘッドフォンなどからなる「CONTRAST」コレクションを発表した。

8アイテムを展開するこの限定コレクションは、デンマークのデザインスタジオ Norm Architectsとのコラボレーションにより誕生。質感、素材、仕上げの異なる要素を探求しながら、光と影、静寂と音の迫力、滑らかさと粗々しさといったコントラストを楽しみ、心を惹きつけ、沸き立たせる、そんな緊張感を表現しているという。

コレクションのカラーパレットは、Bang＆Olufsenのデザイン美学に不可欠で、もっとも使われるアルミニウム素材を新たな方法で探求。両者は、表層に精巧に施されたテクスチャーに焦点が当たるように、鏡面状のアルミニウムを柔らかで暖かい波長の色に変えることを目指した。

ライトグレーとチャコールグレーの対照的な色調は、マスターサンプルとなった天然のほぼブラックに近いグレーの無煙炭をもとに調色、Bang＆Olufsen本社のアルマイト加工施設でできあがったそうだ。

また、アルミニウムのブラシ加工仕上げは、さまざまな表層加工技術を何度も試みた過程で見出されたもので、研磨加工がもたらす表層の質感を意匠的に強調するか否かは、絶妙なバランスが求められるという。こうしてCONTRAST コレクションは、長きに渡る試行錯誤を経て、独特の表情を創り出すことに成功している。

なお、同コレクションは2020年1月25日（土）に販売を開始。2020年2月19日（水）から3月10日（火）まで伊勢丹新宿店本館5階＝センターパークにて、Norm Architectsの空間キュレーションによるKARIMOKU CASE STUDYとBang & Olufsen CONTRAST コレクションの期間限定ポップアップが開催がされる。