アートユニット「エキソニモ」
東京・神宮前で個展「Slice of the universe」を開催

▲exonemo
A destroyed computer mouse, sliced
2020
C-print on aluminium dibond

東京・神宮前にあるMASAHIRO MAKI GALLERYでは、ニューヨークを拠点として活動する日本人アートユニット exonemo(エキソニモ)の個展「Slice of the universe」を、2020年2月22日(土)から3月28日(土)まで開催する。

エキソニモは、1996 年に結成した千房けん輔と赤岩やえのアートユニット。この年はインターネット文化が一般の人々に浸透していった年で、二人はインターネット上から活動を開始し、のちに現実空間へと活動領域を展開させていった最初の世代でもある。

彼らの作品は、インターネット空間というバーチャルと現実世界のギャップを私たちに意識させるものだ。現在では当たり前になったパソコンやインターネット、私たちの脳や手足の一部になったテクノロジーがもたらす不思議さ、面白さ、空恐ろしさなどを明らかにし、そこに彼ら特有のウィットに富んだアプローチで作品化していくのである。

同展では、これまでの代表作と新作を織り込み、彼らの手法で「Sliceされた空間」がギャラリー内に出現。その「断面」に潜むものが私たちに何らかの気づきを与えてくれる、そんな空間が体験できるだろう。End

exonemo – Slice of the universe

会期
2020年2月22日(土)~3月28日(土)
会場
MASAHIRO MAKI GALLERY
詳細
https://www.makigallery.com/exhibitions/2027/