パナソニックが展開するAIを活用した「PA!GO」
子どもたちの意欲を育むスマート知育玩具

パナソニックが展開する「PA!GO」は、Googleの機械学習技術を活用した、子どもたちの「探索する」、「遊ぶ」、「学習する」といったさまざまな意欲を育むためのスマート知育玩具である。

靴紐を結ぶことができるようになる前に、スマホやタブレットの画面ロック解除を覚えるのが現代の子どもたちだ。そこで同製品は、テクノロジーを活用することでより多くの時間を野外で過ごし、自分たちを取り巻く世界について学んでもらいたいという想いから生まれた。

携帯やスマホの代わりに家の外に持ち出し、花、動物、虫など、外の世界で出会ったモノを内蔵カメラで撮ると、それらが何かを音声でAIが教えてくれる仕組みだ。さらに、ボタンひとつで記録したものについて詳しく学ぶことができる。

PA!GOの実装には、Googleの機械学習ライブラリ TensorFlowとAI.プロセッサ EdgeTPUによるオンデバイスでの画像認識や、Google ナレッジグラフによるモノの情報探索を活用。

また、総合クリエイティブプロダクション・BIRDMANがクリエイティブディレクション、アートディレクション、プロジェクトマネージメント、プロトタイプデザインと開発、ソフトウェア開発、機械学習、アプリ制作、ウェブサイト制作を担当。「iFデザインアワード2020」において最高賞の金賞を受賞している。