Google翻訳が新たに5言語を追加
ルワンダ語やウイグル語などが利用可能に

▲Photo by Christian Wiediger on Unsplash

外国語の会話を訳したり、メニューを検索したり、ウェブページを読んだりと、幅広く使えるGoogle翻訳を利用している人は多いだろう。

たしかに英語は日常的によく使われるので、機械学習を行うサンプルも多く、そのぶん翻訳の精度も上がるにちがいない。一方、ウェブ上でほとんど使われないマイナー言語は、これまで機械翻訳が難しいとされてきた。

それでもGoogleは、機械学習技術の向上と「Google翻訳コミュニティ」への多くの参加により、新たに5つの言語を追加。

今回、アフリカ・ルワンダの公用語「ルワンダ語」、インドの公用語のひとつ「オリヤー語」、ロシア連邦・タタールスタン共和国などで使われる「タタール語」、トルクメニスタンの「トルクメン語」、そして中央アジアで話者の多い「ウイグル語」のサポートをスタート。また、ルワンダ語、タタール語、ウイグル語の「仮想キーボード入力」も開始した。

これらの言語を話す人は世界中で7,500万人以上もいるそうで、これでGoogle翻訳は108言語をサポートするにいたった。

Googleのサイトでは、Google翻訳チームのモットー「Enable everyone, everywhere to understand the world and express themselves across languages」(言葉を通じて誰でもどこでも世界を知り、自分を表現できる)をこの5つの新しい言語で翻訳したものを紹介。 あわせて、翻訳の向上に向けてGoogle翻訳コミュニティへの参加も呼びかけている。End