テルアビブ初のインクルーシブ教育の小学校がオープン
多様性を尊重しながら共同作業ができる空間に

▲Photography:Roni Cnaani

イスラエル・テルアビブで初めてのインクルーシブ教育を行う小学校「Bikurim Inclusive School」がオープンした。

室内のデザインは、同市を拠点として子ども用家具などを展開するデザイナー Sarit Shani Hayが手がけた。

▲Photography:Roni Cnaani

2,000平米の広さがあるこの学校は、障害をもつ子どもたちが一般のクラスで学ぶことを支援するためのもの。それぞれの子どもはただひとりの存在であり、その人だけのニーズをもつことを考えて作り上げたという。

子どもたちの4人に1人は身体に障害があったり、自閉症スペクトラム障害があったりするが、彼らの多様性を尊重しながら共同作業ができる空間を作ることで、お互いに交流を促すようにしている。

▲Photography:Roni Cnaani

▲Photography:Roni Cnaani

ユニバーサルデザインにもとづいて、アクセシビリティや平等、柔軟性を育むような、多元的な学習環境を構築することが課題となった。アイデアを物理的な環境へと転換していくうえで必要なものを知る教育者や専門家と話し合いを行ってからコンセプトを立案。

▲Photography:Roni Cnaani

理学療法やヨガ/瞑想、個別学習など、さまざまなタイプの教室や処置室が設けられ、なおかつインクルーシブ教育を行うために各部屋はガラス張りにしている。End

▲Photography:Roni Cnaani

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