故人をそばに感じることができる写真立て
「伝統工芸品彦根仏壇ほとり」が新登場

▲Photo:梅田彩華(梅田彩華写真事務所)

乾陽亮設計事務所が手がける彦根仏壇の職人が作る写真立て「ほとり」シリーズから、新たに「伝統工芸品 彦根仏壇 ほとり」が登場した。販売価格は550,000円(税別、文字彫刻は別途必要)となっている。

「ほとり」シリーズは、故人をほとり(=そば)に感じることができる写真立て。指輪や時計などが入る小さな室と、位牌や骨壷などを置くための小さな台を配置。枠の下に設けた小さなスペースは、雪見障子のように下から覗くようなインターフェースとなり、位牌や骨壷が置かれる空間が向こう側に感じられるような関係を作りだす。

▲Photo:梅田彩華(梅田彩華写真事務所)

磁石を埋め込んだ札板を設置することができ、戒名や「南無阿弥陀佛」等と彫れば、位牌壇や小さな仏壇としても祀ることができる。

「ほとり」シリーズはすべて彦根仏壇の職人の手作りで、さらに今回、経済産業大臣指定 伝統的工芸品「彦根仏壇」として認められる最高峰の製造方法や伝統材料などの仕様で造り上げた。

▲Photo:梅田彩華(梅田彩華写真事務所)

▲Photo:梅田彩華(梅田彩華写真事務所)

▲Photo:梅田彩華(梅田彩華写真事務所)

天然漆呂色仕上げ、溜呂色塗、燻銀手打ち錺金具、手書き磨き蒔絵、螺鈿、金箔など彦根に伝わる伝統技術を盛り込んでおり、厳しい審査を経て、伝統的工芸品「彦根仏壇」として認定されている。End