コロナウイルス対策のまとめサイト「PANDAID」が提案
ユーモアを交えたポスターでソーシャルディスタンスを説明

デザインオフィス NOSIGNERの太刀川英輔は、新型コロナウイルスの感染から命を守るために世界中で考えられた知恵をまとめるサイト「PANDAID」を立ち上げている。

非営利で自主運営される、誰でも編集に参加できるサイトで、COVID-19の基礎知識やQ&Aだけでなく、感染リスクを下げる衛生習慣や予防策、セルフチェック、体力維持やリモートワークなどの仕事の仕方、自宅での過ごし方、店舗用営業ポスターのデザインにいたるまで、誰もが気になることを細やかに紹介している。

なかにはユーモアを交えたグラフィックを使って解説している項目もある。たとえば、外出時に気になる「ソーシャルディスタンス」について。口や鼻から出た飛沫から身を守るために取るべき距離は2mだとされている。

しかし、その場では目分量で測らないといけない。では、どんな目安で考えればいいだろうか。PANDAIDは、たたみ1畳分や自転車1台分の距離、マグロ1尾分の距離、そしてアルバム「アビイ・ロード」でビートルズが横断歩道を渡るとき(1ビートルズ分)の距離が2mだと説明。

ただし、こうした距離を取らなければ、1人の感染者が5日後には2.5人に感染させ、それが重なって30日後には406人に感染させるおそれがあるというのが下段にあるグラフィックの意味だ。

2mの距離を取ることは、感染リスクを抑えるための社会的なマナーである。それと同時に、社会的なコミュニケーションが成り立つギリギリの距離でもあるだろう。私たちの身の回りにあって2mを測れる、いろんな「1つ分の距離」を探してみよう。End