凸版印刷から紙素材のチューブ型パウチを開発
プラスチックの使用量の削減を目指す

▲「チューブな紙パウチ」のイメージ © Toppan Printing Co., Ltd.

凸版印刷は、絞りやすさが特徴の「チューブなパウチ」の胴部に紙素材を使用して、プラスチック使用量をさらに削減した「チューブな紙パウチ」を開発した。

「チューブなパウチ」は、チューブの使いやすさとパウチの絞り出しやすさを両立させた新機能パッケージ。従来のラミネートチューブよりも胴体フィルムの厚みを薄くすることで、ラミネートチューブと比較して内容物が絞りやすく、プラスチック使用量も30%削減しているという。

さらに、今回登場した「チューブな紙パウチ」は、「チューブなパウチ」がもつ機能を維持しながら、胴部に紙素材を使用。ラミネートチューブと比較してプラスチック使用量を50%削減するなど、より環境にやさしいチューブができあがった。

さらに、ヘッド部のプラパーツを見直すことで、プラスチック使用量を65%まで削減することが可能だとしている。

同社では、2020年度中をめどに本格的な販売を開始する見通し。食品・トイレタリー・医薬分野などでの展開を目指している。End