Apple、開発者向けの世界開発者会議WWDCを
6月にオンライン開催

Appleは、年次イベントである世界開発者会議(WWDC)を2020年6月22日(月)よりオンラインで、Apple Developerのアプリケーションウェブサイトを通じ、すべての開発者を対象に参加費無料で開催すると発表した。

また、学生が開発者として自身のコーディングの腕前をSwift Playground作品を通じて披露できるチャンスとして、Swift Student Challengeも開催する。応募は5月17日(日)23:59(太平洋夏時間)まで。

2020年で31年目となるWWDCは、世界中の何百万ものクリエイティブで革新的な開発者が未来のiOS、iPadOS、macOS、tvOS、watchOS にいち早く触れ、Appleのエンジニアから学びながら作業し、生活を豊かにするアプリケーションの体験を生み出せる機会だ。

Appleのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデント、フィリップ・シラーは、「WWDC20は、2300万人以上の開発者を擁するAppleのグローバルの開発者コミュニティが6月の1週間に、かつてない方法で集結してAppleプラットフォームの未来について学ぶ、過去最大のイベントになることが見込まれます」と述べている。

参加したい開発者は、事前にApple Developerアプリケーションをダウンロードして準備。WWDC20の開催要項―基調講演、各プラットフォームの指針を示す Platforms State of the Union、セッションおよびラボのスケジュールなどは、6月に入ってからこのアプリケーションを通じて告知するそうだ。End