Zaha Hadid Architectsが中国・上海に
市内もっとも優れたグリーンビルディングの設計案を公開

▲レンダリング:Negativ.com

建築設計事務所 Zaha Hadid Architectsは、中国・北京に本社を置くChina Energy Conservation and Environmental Protection Group(中国节能环保集团)が上海で計画中の新しい支社ビル設計コンペにて勝利を収めた。

CECEPは省エネや環境保全に取り組む企業で、太陽光・⽔⼒・⾵⼒発電といった再⽣可能エネルギー技術の開発や、長江流域での生態系復元・環境保護プロジェクトといった⽔の貯留・処理・リサイクルを手がけている。

そこで、新ビルも同社のこうした取り組みのもと、デザインと建設のすべての⾯でサステナビリティを重視。建物の環境性能評価システム「GBAS(緑色評価評文体系)」において、上海市内でもっとも優れたグリーンビルディングとなることを目指している。

敷地は⻩浦江・楊浦⼤橋の近くで、デザインはリバーフロントの立地に合わせながら、上海の歴史とダイナミズムを反映。3棟のオフィスタワーのほか、ショッピングやダイニング、レジャー向けのエリアがあり、川とつながる公園を設けるなど、働く人も近隣住民も自然が楽しめる都市型複合施設となる。

リングがつながったような外観は見た目の存在感を軽減し、高層階には屋外スカイロビーを設置。Zaha Hadid Architectsが開発した最先端のモデリングツールを駆使して、建物の大きさや向き、ファサードと床面積の⽐率を最適化する。

また、パッシブデザインにより、エネルギー消費量を削減し、太陽熱の吸収を最⼩限に抑制。外装のシェーディングシステムで、直射日光を避けながら川の景色を最大限に楽しめるようにするそうだ。End