メルカリとアーティストユニット
「magma」が取り組む再生プロジェクト

フリマアプリを展開するメルカリは、「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」ことを自社のミッションに挙げている。その原点でもある、創業者の「限りある資源を循環させ、より豊かな社会をつくりたい」という思いが、またひとつ、新たなプロジェクトを通じてかたちとなった。

カンパニーロゴやオリジナルフォントをはじめさまざまなブランディング施策を担うブランドマネジメントチームと、杉山 純と宮澤謙一によるアーティストユニットmagmaが中心となって手がけたのは、メルカリ本社エントランスを飾るアートワークだ。

もともとエントランスで長く使われていた椅子の廃材をもとに生まれ変わったベンチから、時計、オカリナ、パズル、工具入れ、マトリョーシカ、食品サンプルなどがもとになってつくられたメルカリのロゴアートまで。一連の作品は、訪問者を迎え入れるメルカリ社員が、自社の哲学やストーリーを伝えるためのシンボルになった。


▲さまざまな資材が「コラージュ」されて、メルカリらしさを伝えるアートオブジェクトに生まれ変わる。

循環型社会の実現を目標のひとつにするメルカリにあって、その「メルカリらしさ」を、オフィスに訪れる人々に感じてもらうために取り組まれた本プロジェクト。その詳しい経緯はMercari Designの公式ブログにて、対話形式で綴られている。End




Photos by Kenya Chiba