ピニンファリーナ、伊ワイナリーZoninが手がける
ワインのボトルをリデザイン

ピニンファリーナは、イタリアのワインブランド「Zonin(ゾーニン)」が手がけるワイン「Zonin Prosecco Cuvée 1821」のボトルのリデザインを行った。

このプロジェクトでは、たんに美しいボトルや著名デザイナーによるプロダクトを作り出すだけでなく、ブランドのコンセプトに形を与えるのが目標となった。

そこで、ブランドの遺産を体現するとともに、その野心的な未来をイメージするようなボトルデザインが求められた。そして、そのなめらかなラインには、ブランドの歴史や専門知識、さらには世界中のワイン愛好家への思いを凝縮した具体性が表現されることを目指したという。

ゾーニンはおよそ200年の歴史をもつ世界屈指のワイナリーで、そのプロセッコ(スパークリングワイン)は手ごろなイタリアン・ラグジュアリーとして親しまれている。なかでも「Zonin Prosecco Cuvée 1821」は、ゾーニンのスパークリングワインを代表する製品であり、世界中のワイン愛好家に「スパークリングエクスペリエンス」を提供している。

今回、ピニンファリーナは、ブランドと製品について綿密な調査を行い、本質をとらえた特徴のあるシンボルを構築。情報を伝えながらもブランドのアイデンティティを打ち出したデザインができあがった。

また、縦に施された細かいラインは、緻密さと厳格さ、そして技術的なノウハウからなる専門知識を表しており、円形は包括性、社会性、そして人間性を象徴している。End