三重県いなべ市の地方創生活動として
日本初のアウトドアフィールドが構築

三重県いなべ市とデンマーク発のアウトドアブランド「ノルディスクジャパン」は、地方創生プロジェクトを行うための包括協定を締結した。

互いの人的資源等を活用し、相互に幅広い連携・協力関係を構築しつつ、日本初のアウトドアフィールドの構築を含む「地方創生の推進」「観光促進」「関係人口創出」「人材育成」などに取り組むことを目的としている。

今回作られる施設は、日本初となる「Hygge(ヒュッゲ)」をテーマにしたアウトドアフィールド。ヒュッゲとは、デンマーク語で豊かな時間の過ごし方や暮らし方、心の持ち方をあらわす言葉である。

いなべ市、宇賀渓観光協会、ノルディスクのほか、デンマークの建築会社「TREDJE NATUR(サードネイチャー)」、日本を拠点とするエンジニアリング会社「Structured Enviroment(ストラクチャード エンヴァイロメント)」、サステナビリティアドバイザーの「Henrik-Innovation(ヘンリック イノベーション)」、デンマーク大使館が提携して共創するグローバルプロジェクトとして、2021年のオープンを予定している。

その「Hygge」と共鳴するいなべ市内の候補地となるのは、鈴鹿山脈にある渓谷「宇賀渓(うがけい)」。

近郊都市の名古屋・大阪から好アクセスでありながら、豊かな自然に恵まれており、先人より受け継がれ、守られてきた日本のありのままの自然環境が醸し出す「ぬくもり・音・香り」が楽しめる場所だそうだ。End