LEXUS DESIGN AWARD 2020 グランプリ受賞者が9月1日に決定
予期せぬ変化を手助けるデザインを選出

LEXUSは、LEXUS DESIGN AWARD 2020のグランプリ審査会をオンライン形式で2020年8月に実施し、9月1日(火)にグランプリを発表することを決定した。

世界79ヶ国/地域から集まった2,042点の応募の中から選出された6作品の入賞者たちは、2020年1月に開催された「INTERSECT BY LEXUS – NYC」でのワークショップにおいて、同アワードのメンター陣より直接指導を受け、対話を行いながら自らのアイデアを練り上げてきた。

リモート審査会では、6組の入賞者がオンライン形式で審査員およびメンターに向けて、自身が数か月にもわたりアイデアを磨き上げ、追求してきた作品のプレゼンテーションを実施。

▲サザーリンサント(米国)「Biocraft」

▲テオフィル・ペジュ(フランス)& サルヴァトーレ・チチェロ(イタリア/活動拠点:英国)「Feltscape」

審査員4名がその内容をオンライン上で審査し、より良い未来をつくるためにLEXUSが重視する3つの基本原則、「Anticipate(予見する)」、「Innovate(革新をもたらす)」、「Captivate (魅了する)」をもっとも具現化する作品をグランプリに選出することになっている。

▲ヤオクン・ウー(中国 / 活動拠点:米国)「Flash Pak」

▲イリーナ・サモイロワ(ロシア)「L.I.C.K.」

▲BellTower​(ケニア)「Open Source Communities」

▲アクサ・アジマル(パキスタン)「Pursewit」

審査員のニューヨーク近代美術館(MoMA)建築・デザイン部門のシニア・キュレーター、パオラ・アントネッリは、「素晴らしいデザイナーは、困難な状況下でこそ鍛えられ、予期せぬ変化に対して個人や社会が向き合う手助けをするものです。今年の入賞者たちはこの状況下で自らの制作活動を続けるという困難を乗り越えました。オンラインとなるので、彼らに直接会えないことは残念ですが、彼らの取り組みと、審査会で披露されるアイデアを楽しみにしています」と語る。

▲パオラ・アントネッリ(Paola Antonelli)
ニューヨーク近代美術館(MoMA)建築・デザイン部門シニア・キュレーター

また、グランプリの発表と合わせ、入賞者に贈られる新しいトロフィーのデザインも発表。2013年に開催された第1回目のLEXUS DESIGN AWARD受賞者のTANGENT 吉本英樹がデザインを担当したもので、今後も継続してLEXUS DESIGN AWARDで使用される予定だ。

▲吉本英樹(TANGENT)

なお、同アワードはこれと合わせて、LEXUS DESIGN AWARD 2021の作品募集を開始し、次世代を担うクリエイターを継続的に育成・支援することも発表した。End