ブドウなどの植物の副産物を再活用した
サステナブルレザー「LEZZA BOTANICA」

富田興業は、サステナブルレザー「LEZZA BOTANICA(レッザボタニカ®︎)」と、同レザーを展開する取り組み「LEZZA BOTANICA(レッザボタニカ®︎)プロジェクト」を発表した。

このレッザボタニカ®︎とは、皮の鞣しや染色に植物由来の副産物を再活用するサステナブルな革づくりのこと。「皮(Skin)」は、腐らないようしなやかに鞣すことで「革(Leather)」になるそうで、代表的な鞣し方法としては、植物タンニン鞣し、クロム鞣し、オイル鞣しなどがあるという。

▲革づくりの材料となるワインポマース(搾りかす)

▲鞣しドラムと生産現場

食品加工や製造の現場で生じるブドウのポマース(搾りかす)は、多くが産業廃棄物として処分されているが、同社は、植物鞣しや染色に活用できるポリフェノール、オイル、色素をポマースから抽出することに成功。

レザーを展開するプロジェクトの第1弾として、このワインポマースを使って鞣しと染色を行った「レッザボタニカ ビーノ」を開発。ワインポマースに含まれるポリフェノールによって、力強さとしなやかさを備えた革が生まれ、深みのある色と抗菌・消臭効果を実現したそうだ。

▲お茶殻・もみ殻・ワイン・柑橘類のポマース

今後は、飲料メーカーの茶殻、もみ殻、珈琲のポマースや、料理店の廃油、渋柿の皮、柑橘類などのポマースも展開する予定。副産物×副産物 の循環経済の実践を目指している。End