福島の畑の再生と復興を願って育った
オーガニックコットンの茶綿でつくった「手ぬぐい」が発売

▲(左)野あざみそよぐ、(中)野あざみゆれる、(右)野あざみよりそう

アバンティが展開するオリジナルブランド「PRISTINE(プリスティン)」は、2020年7月7日(火)より「オーガニックコットン国産茶綿入り手ぬぐい」の販売を開始した。

プリスティンの「手ぬぐい」は、東日本大震災のあとに耕されていない福島の畑の再生と復興を願い、農家の人々や子どもたちをはじめ、多くの人々が種を蒔き、草をとり、手塩にかけて収穫したオーガニックコットンの茶綿が入ったもの。

着物に描かれた野山の風景はアーティスト・蒲原みどりが手がけ、風景の一部である「野あざみ」を手ぬぐいにも映し出している。

デザインは「野あざみそよぐ」「野あざみゆれる」「野あざみよりそう」の3種類。洗ってもすぐに乾く手ぬぐいは、ハンカチ代わりとして日常的に使うことができ、3つの柄をそろえると暖簾としても楽しめるそうだ。

東日本大震災以降、福島では風評被害から生産者が農業を断念したり、農家の後継者不足などにより、遊休農地・耕作放棄地は年々増加し続けているという。

そこで、食用ではなく、塩害にも強い綿を有機栽培で育て、収穫されるコットンを製品化・販売する一連の取り組みによって、地域に活気と仕事を生み出し、福島から新しい農業と繊維産業を作り出すことを目指している。End