良質な睡眠環境を設計する
「最幸の睡眠の家」BRAIN SLEEP HOMEが登場

▲ トイレを併設した寝室設計

スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所所長である医学博士・西野精治が率いるブレインスリープは、すべてがより最高の睡眠を得るために設計された「BRAIN SLEEP HOME」の販売を同社ECモールにて開始した。

「BRAIN SLEEP HOME」は、西野が考案したコンセプト「家は、最幸の寝具です」をもとにデザインした住宅。神奈川・相模大野の工務店「ビルドアート」と提携して、このレシピ(寝室のみ)を体験できるモデルルームをビルドアート本社内に設置している。

▲ セパレート可能な寝室設計

ブレインスリープによれば、最幸の睡眠の家において、良質な睡眠を取るために欠かせないものは、寝室における「色」・「香り」・「光」・「温度/湿度」・「防音」・「空気の清浄度」といった要素だという。

▲ 1. 寝室のカラースキーム:アースカラーを基調にユーザーニーズと寝室のデザインとの調和によって選択

▲ 2. 香り:内装の45%以上を木質化し、リラックス効果の高い成分を含む木材を推奨

▲ 3. 光:入眠前、睡眠中、起床時における最適な家全体の光量の設計とIoT連携した自動調整

▲ 4. 温度/湿度:四季における寝室内の温湿度調整

▲ 5. 防音:寝室における外部の騒音が40db以下

▲ 6. 空気の清浄度:ハウスダストや花粉を自動換気により清浄化

そこで、構造や内装などによって睡眠環境を調整する独自の基準「Architectural Rules for Good Sleep」を開発。これを住宅に反映させることで、最幸の睡眠の家が実現するそうだ。

▲ 1畳書斎兼寝室設計

さらに、寝室の睡眠環境のほか、全体構造の細部にもこの考え方を取り入れることで、朝の起床から就寝前のリラックスシーンまで、良質な睡眠のためのライフスタイルを家全体で実践することができるという。

また、顧客から寝室や睡眠に関するニーズをヒアリングして、「トイレ併設」や「セパレート可能」といった新しい「寝室思いやり設計」も誕生。日々の生活や睡眠の質の向上をアシストするIoT連携を兼ね備えることにより、各個人に合わせて睡眠の質を向上させる家を実現するとしている。End

▲ 西野精治