中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクトの一環として
カプセル内部の魅力を披露する書籍が出版

中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクトは2020年8月21日(金)、書籍「中銀カプセルスタイル~20ストーリーズ~」(仮)の出版に向けたクラウドファンディングを開始した。

東京・銀座にある中銀カプセルタワーは、建築家・黒川紀章が設計したメタボリズム建築の代表作。奇抜な外観とカプセルを交換することができるメタボリズムのコンセプトを備え、10平米の狭小空間をカスタマイズしながら楽しむこともできる。

今回のクラウドファンディングは、普段は見ることができないカプセル内部の魅力を伝えることで、多くの人に解体の危機にある同ビルの保存活動への興味を持ってもらうことを目的としている。

書籍出版としては、2015年の「中銀カプセルタワービル 銀座の白い箱舟」と2017年の「中銀カプセルガール」に続く、「カプセル本」の第三弾となる。

48年前のオリジナルの内装を残したカプセルをはじめ、和室やアンティーク調にリノベーションされたものや、最新のデジタル機器を備えたものなど、同じカプセルとは思えないほど多様な内側を紹介する。

また、住居や事務所、セカンドハウスなどさまざまな用途に活用している人にもスポットを当て、それぞれのカプセルスタイルについて語ってもらうそうだ。End

「中銀カプセルスタイル~20ストーリーズ~」(仮)

編著
中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト
判型
A4変型判(天地210×204mm)
装丁
並製128ページ、カラー/モノクロ
予価
2,420円(税込) 全国書店にて流通
編集・発行
草思社
刊行予定
2020年11月
詳細
https://motion-gallery.net/projects/capsulestyle