ほくろをトラッキングして
皮膚がんを見分けるヘルスデバイス「NOTA」

自分の身体に今まで気づかなかったほくろを見つけたときに、それが皮膚がんの一種 メラノーマ(悪性黒色腫)なのではないかと不安になることがあるかもしれない。

メラノーマとは、メラニン色素を作り出す細胞が癌化して発生する皮膚がんで、これに対し、ほくろは色素細胞が変化した良性の腫瘍なのだそうだ。しかし、ほくろも場合によっては、紫外線やケガ、摩擦によって悪性化する可能性もあるという。

そこで、ほくろと悪性腫瘍ではインピーダンス(電気抵抗値)がとても異なることを利用して、メラノーマなのかどうか容易に見分けることができる、ほくろトラッカー「NOTA」がKickstarterに登場した。

専用のアプリをインストールしたスマートフォンの画面で、NOTAを使ってほくろを検査した結果をチェックできる。緑色が表示されれば問題なし、黄色または赤色はほくろが変化したことを警告している。

また、アプリでは、ほくろの経過をモニタリングできるだけでなく、皮膚の健康状態についても知ることができ、それらのケアについての情報も提供してくれるそうだ。End