深澤直人と文具メーカープラスによる
ステーショナリーセット「チーム デミ」が復活

文具メーカーのプラスは、8つのアイテムをコンパクトなケースに収納したステーショナリーセット「チーム デミ」の販売を開始した。しろ・さくら・こん・ねずの全4色で、メーカー希望小売価格は6,000円(税抜)。

チームデミが初登場したのは1984年。「持っているだけで楽しくなる」をコンセプトに誕生し、累計約650万個を売り上げた大ヒット商品で、「切る・貼る・綴じる・測る」という文具の本質を追求した、「あるとうれしいアイテム」だけを厳選したステーショナリーセットが復活した。

▲ 1984年の「チームデミ」

ケース、トレイ、アイテムを同じ質感で統一し、上品な光沢感で仕上げている。滑らかに繋がる曲線を用いたデザインにより、個々のアイテムは塊から切り出されたかのような一体感を生み出している。

▲ はさみ

▲ メンディングテープ

▲ 液体のり

▲ カッター

▲ 定規

さらに、ケースやアイテムにマグネットを埋め込んでいるので、ケースに吸い込まれるようにぴたっと収まり、出し入れも簡単で快適に使用することが可能。凝縮感のなかに余白を作ることで、親しみやすい印象も与えているという。

▲ メジャー

▲ ホッチキス

▲ SIMカード交換用ピン

また、新しい「チームデミ」はプラスの技術に加え、プロダクトデザイナー・深澤直人のデザインの力を借りながら試行錯誤を繰り返したそうだ。ケースから突起物をなくす、ヒンジを磁石に変える、といった実現が難しい課題にも挑戦し、ディティールにまでこだわった美しいデザインができあがった。End

▲ 深澤直人