東京大学大学院から、失われた声を取り戻す
ウェアラブルデバイス「Syrinx」を開発

ジェームズダイソンアワード2020の国内最優秀賞作品が発表された。今年は世界27か国から1,794の作品が集まった。

日本の国内最優秀賞作品は、東京大学大学院 竹内雅樹ら4名チームによる、声を失った人々が、再び声を取り戻すことができるウェアラブルデバイス「Syrinx」に決定した。

Syrinxは、 AIを用いた独自のアルゴリズムを用いて過去のユーザーの元の声を解析し、その声を再現する振動パターンを作製することで、人に近い原音を生成することができる。

▲ 声の生成原理とSyrinxの役割

そして、振動子を首に固定できるウェアラブルデバイスとしてデザインされているので、ハンズフリーでストレスも少ない。

さらに、公共の場で悪目立ちしないデザインで、デバイスのカバーは簡単に交換可能。ユーザーの好みの色にカスタマイズすることができるなど、多様なユーザーの美的ニーズに応えるカスタマイズ性もある。

▲ プロトタイプとスケッチ

なお、国内最優秀賞作品を含む上位2作品は、国際選考のステージへと進むことになる。その中からTOP20作品が選ばれ、ダイソン創業者ジェームズ・ダイソンによる国際最終審査に進む。

選考結果は、TOP20を2020年10月15日(木)に、最終結果を11月19日(木)に発表予定だ。End