交通弱者認識機能付きの
スマート・ガードマン「Comune+ model-1」が開発

関東地方を中心に警備事業を展開するVOLLMONT(フォルモント)ホールディングスは、2019年7月に発表した「誘導ロボ1号」に続く、第二弾として、スマート・ガードマン「Comune+ model-1 (コミューンプラス モデルワン)」を開発した。

スマート・ガードマン「Comune+ model-1」では、「誘導ロボ1号」に比べて、交通弱者の識別機能が向上し、通行者の性別・年齢への対応だけでなく、通行者の感情にも対応したコミュニケーション機能を追加。

「交通弱者認識機能」は、車椅子、杖をついた人、歩行器を押す人、ベビーカー、子供の接近、子供を乗せた自転車の認識を実現。画像フレームで同一人物を捉えることにより、判断対象物となる杖や車椅子が画像内に映らない瞬間があったとしてもアルゴリズムが誤認識を低減する。

また、ディープラーニングによる認識機能は、通行者の性別や年齢だけでなく、通行者の感情の認識も可能にするという。たとえば小さな子供には興味を引く話題を、機嫌の良さそうな人には何気なく気持ちが浮き立つような挨拶をするなど、ディープラーニングによる認識を利用して、約300パターンものセリフの選択肢から言葉を発するそうだ。

さらに、歩行者への親密性を高めるために、外観に愛着のわくキャラクターデザインを採用ている。End