武蔵野美術大学 美術館・図書館に
小企画「部屋と庭 隔たりの形式」が開催

武蔵野美術大学 美術館・図書館では、同学の教育を支える若手・中堅層の教員7名による小企画「部屋と庭 隔たりの形式」を、2020年11月30日(月)から12月19日(土)まで開催する。

▲ 小林耕平《東・海・道・中・膝・栗・毛》 2016年
ヴィデオ・インスタレーション 撮影:中川周
©Kohei Kobayashi, Courtesy of ANOMALY

▲鈴木基真  untitled 2007年
木彫、台座 720.0×270.0×175.0cm 撮影:加藤健
©Motomasa Suzuki, Courtesy of Takuro Someya Contemporary Art

今回は、石川卓磨後藤映則小林耕平杉浦藍鈴木基真冨井大裕森田浩彰による、「部屋と庭」をめぐり想起される様々な事象――日用品と記憶、時間と痕跡など――を起点として、映像や写真、彫刻など、様々なメディアを用いた多様な作品が集う。

▲森田浩彰《Mobile Catalogue (Converse All Star)》2017年
ミクストメディア サイズ可変 撮影:松尾宇人
©Hiroaki Morita, Courtesy of AOYAMA | MEGURO

▲後藤映則《toki- WALK #01》2015年
ナイロン 41.0×41.0×10.0cm

▲石川卓磨《小説の中の私 (I in the Novel)》2019年
HD video with sound 17分12 秒
©Takuma Ishikawa, Courtesy of TALION GALLERY

彼らの作品によって織りなされた「隔たりの形式」は、見過ごしがちな日常の風景のなかで、大きく揺らぎ、かたちを変えていく世界の姿を再認識するひとつの試みとなりえるかもしれない。End

▲杉浦藍《Spatial drawing》2017年
スチール、合板、石膏、塗料、壁紙 撮影:加藤健
©Ai Sugiura

▲冨井大裕《NR(踊るノート)#18》2019年
便箋、クリップ、釘 29.5×23.0×7.0cm 撮影:柳場大
©Motohiro Tomii, Courtesy of Yumiko Chiba Associates

部屋と庭 隔たりの形式 ––武蔵野美術大学教員による小企画

会期
2020年11月30日(月)~12月19日(土) 入場無料
10:00~18:00(土曜日は17:00閉館) 日曜日休館
※会期などは変更になる場合あり
会場
武蔵野美術大学美術館 展示室1
詳細
https://mauml.musabi.ac.jp/museum/events/16886/