幅広い領域でデザインを手がける 鈴木啓太の
エキシビション「SMALL OBJECTS, LARGE HERITAGE」開催

東京・代官山 T-SITE/代官山 蔦屋書店では、2020年10月22日(木)から11月3日 (火・祝)まで、プロダクトデザイナー・鈴木啓太の近年の作品を集めたエキシビション「SMALL OBJECTS, LARGE HERITAGE – 大いなる遺産を次へ繋ぐ、小さなオブジェクト」を開催する。

デイリーアイテムから鉄道車両といった公共の大型プロジェクトまで、幅広い領域でデザインを手がける鈴木啓太。このエキシビションでは、鈴木が大切にするテーマのひとつである「ヘリテージ」に注目する。

最新3Dセラミックスの技術を用いて建築家 フランク・ロイド・ライトにオマージュを捧げた「TALIASEN ELEMENTS®」や、新型コロナ禍に全国の職人と立ち上げたプロジェクト「ONE FLOWERWARE」など、10アイテムが店内各所にて展示・販売される。

▲ Exhibition Contents 1 「KINPEI キンペイ」
長さ3.3メートルの御山杉を使用した、サウンドシステム。写真上:表側 写真下:裏側 Photo: Yusuke Abe

さまざまな土地の素材、意匠、風土、歴史、そして技術と想いを持つ人々との出会いを通して鈴木が向き合ったのは、「ヘリテージ」という言葉の重みだったという。

▲ Exhibition Contents 2 「OYANAGI オヤナギ」
キャビネット シグネチャーコレクション Photo: Junya Taguchi

ヘリテージとは、人々が自然に寄り添い、紡ぎあげてきたイノベーションの積み重ねであり、一朝一夕では作られない人間の営みとその記憶を理解し、次の時代へ繋げるのが彼のデザインだという。

▲ Exhibition Contents 3 「ONE FLOWERWARE ワン フラワーウェア」
Photo: Yudai Kusano

また、デザインイベント「DESIGNART TOKYO 2020」には、木全体を共鳴させるまったく新しいサウンドシステム「KINPEI(キンペイ)」と、越前箪笥の伝統と全世界の銘木の魅力が融合したキャビネットブランド「OYANAGI(オヤナギ)」の2ブランドが参加。初公開となる技術と意匠が披露されるそうだ。End

「SMALL OBJECTS, LARGE HERITAGE – 大いなる遺産を次へ繋ぐ、小さなオブジェクト」

会期
2020年10月22日(木)~11月3日 (火・祝)9:00~23:00
会場
代官山 T-SITE/代官山 蔦屋書店
詳細
https://store.tsite.jp/daikanyama/