IDÉE TOKYO、「民藝のあわい」展を開催
民藝とはなにかを問い直す展覧会

グランスタ東京にあるIDÉE TOKYO併設のIDÉE Galleryでは、2020年10月23日(金)から11月24日(火)まで「民藝のあわい」展を開催する。

同展は、毎年開催される日本民藝館展に作り手ではなく「配り手」として出品し続ける立場という共通項を持つ、工藝店「工藝風向」店主・高木崇雄、クラフトバイヤー・日野明子、生活用品の店「OUTBOUND / Roundabout」店主・小林和人の三者によるもの。

「〈民藝〉は、決して定義づけられるものではありません。けれど、〈民藝〉をものさしとしている人・モノに接するとわかります。「なにが民藝かわかる」のではなく、「実は自分はわかっていたことがわかる」のです。狭っくるしい枠を守ることが〈民藝〉を特権的なものとする手段なのではないはずです。今という時代において何を、誰を肯定できるのか、〈わかる〉のかを確かめてゆく試みこそが〈民藝〉を自分の、そして皆のものにする手立てなんじゃないかな、と思うのです」と、高木は同展に向けて語っている。

民藝とその周縁をグラデーションの様に繋ぐ「間|あわい」の品々とともに、民藝とはなにかを改めて考え、問い直す展覧会である。

また、展示会開催を記念し、10月23日(金)および11月12日(木)の20時より、高木・日野・小林の三氏を招いたオンライントークイベントを開催予定。End

「民藝のあわい」展

会期
2020年10月23日(金)~11月24日(火) 入場無料
会場
IDÉE TOKYO 併設 IDÉE Gallery
※改札外からのご利用の場合は、JR東日本東京駅を区間に含んだ乗車券類または入場券(140円)をお買い求めのうえ、ご入場ください。

トークイベント

日時
1回目:10月23日(金)20時~
2回目:11月12日(木)20時~
詳細
イデーの公式インスタアカウント(@lifewithidee)と小林和人(@kazutokobayashi)のアカウントで同時配信。
出演:高木崇雄、日野明子、小林和人 司会:大島忠智(イデー ディレクター)