モリサワのビットマップフォント
すみだ水族館の「リングサイネージ」に採用

東京都墨田区の東京スカイツリーにあるすみだ水族館の「リングサイネージ」に、モリサワが手がけるビットマップフォントが採用された。

オープン9年目を迎えて初の大規模リニューアルを行ったすみだ水族館は、リニューアルの目玉のひとつである、飼育スタッフの作業を公開するエリア「アクアベース」内に常設された、円弧約12mの「リングサイネージ」にビットマップフォントを採用。

また、このサイネージには、イメージソースのデバイス「FLIP-DOTS」が使用されている。これは、磁気で反転する複数のドットで構成されたアナログ感覚のデバイスで、サイネージや空間演出に数多く使用されている。

同館では、インフォメーションとしての機能に加え、来場者とのコミュニケーションツールとして、スタッフのスマートデバイスから自由にコメントを投稿できる機能も実装された。

ビットマップフォントは、画数の多い漢字表示などでも視認性が高く、子どもから大人まで幅広い年齢層が訪れる水族館という場所の文字表現に適しているそうだ。End